2015/11/17

「死ぬまでに全駅」(175) #1035 影森駅

#1035 秩父鉄道 秩父本線 影森(かげもり)
御花畑|浦山口
【所在地】埼玉県秩父市
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】234人

埼玉県秩父市にある、
秩父鉄道の駅。
 
駅舎。
無人駅ではないが、この駅舎に駅員はおらず、
ホーム上に改札がある。
 
一日の乗車人員は平均234人。
屋根の向こうに武甲山の頂上が見える。
当駅はかつてその武甲山から採掘した
石灰石の輸送でおおいに賑わった。

駅舎内部のようす。
貨物輸送は1973年の540万トンをピークに
現在はその10分の1にまで減っている。
 
地下道をくぐってホームへ出る。
 
地下道からホームへ登る階段。
その先に駅事務室があり、
出改札がおこなわれている。
 
ホームは1面2線の島式。
両サイドに側線を持つ。
当駅発着の電車も数本設定されている。
 
線路に直角に配置されたベンチ。
木造で歴史を感じさせる。
秩父鉄道の駅はホームに普通に灰皿があり、
良くも悪くも昔のまま。
 
三峰口方より秩父方向へ撮影。
何本も引かれた側線は
貨物輸送のためのもの。
 
白い建物は昭和電工の倉庫で、
引込み線も数本残り、ホーム跡も確認できる。
かつてこの先の事業所まで
ナローの専用線が引かれていた。
 
熊谷方面を撮影。
SL「パレオエクスプレス」が
ちょうど入線してきた。

当駅から石灰石輸送のための
三輪線が分岐する。往年の輸送量からすると
寂しい限りだが、現在も青い電機が
一日数本やってきて鉱石を運んでいる。
また、武甲線という貨物線もあったが、
こちらは1984年に廃止になっている。

 



撮影日:2014/10/4

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