2016/04/27

「死ぬまでに全駅」(220) #1362 水海道駅

#1362 関東鉄道 常総線 水海道(みつかいどう)
小絹|北水海道
【所在地】茨城県常総市
【開業】1913(大正2)年
【乗車人員(日)】1,451人
撮影日:2015/7/12

茨城県常総市の代表駅で、
関東鉄道常総線の駅。
昨年9月の鬼怒川決壊が記憶に新しいが、
撮影は7月12日。
1973年に現在の駅舎となる。
外観はリフォーム済みできれい。
以前は水海道市の代表駅。
2006年、周辺町村と合併し常総市に。
駅舎のある北側のロータリー。
路線バスのほか、関東鉄道バスによる
東京行きの高速バスも発着する。
駅前ロータリーの俯瞰。
昨年9月の浸水で水浸しになったとのこと。
休日の朝、ガランとして、ツーリングサークルの
方々が真ん中に陣取って集結していた。
南北の連絡橋で南側へ抜けられる。
駅の雰囲気にはちょっと不似合いかな。
南側のロータリー。
すぐ向こうには小貝川が流れる。
この川も以前決壊して甚大な被害が出た。

こぢんまりとした駅舎内のようす。
早朝、夜間は駅員無配置となる。
改札口。PASMO対応。
一日の乗車人員は1,451人。
改札を抜け、2,3番線には構内踏切を渡る。
左1番線、このホームが2,3番線の2面3線。
鉄骨組みの上屋が重々しい1番線。
日中の閑散時は上下線が使用する。
1番線から駅舎方面。
常総線は当駅で運行区分が別れ、
単行列車もそのほとんどが
当駅始発終着となり、ホームには
列車がつねに入線しているイメージ。
かわって2,3番線。
2番線は当駅始発の上りが使用する。
2番線から駅舎方面を撮影。
当駅からさらに北にむかう下り列車の本数は
極端に少なくなる。列車は単行運転も。
1992年に構内にあった車両基地が移転、
その名残か3番線側には側線が2本残る。
これも機関区があった頃の遺構か。現役?
気動車は軽油で動くので、
給油する設備も欠かせない。
ガソリンスタンドそのまま(笑)

2番線から下館方面を撮影。
この先単線となり、景色も田園風景が広がる。
前出の連絡橋は頭上を横断する。
かわって1番線から取手方面。
取手~水海道間は民鉄ではここだけ?の
非電化の複線区間となり、
列車の本数も倍増する。

最下部の空撮地図は鬼怒川決壊から
そう時間の経っていない頃のものだろう。
ところどころに残る泥濘の乾いた跡が
生々しく災害の甚大さを物語る。




2016/04/25

「死ぬまでに全駅」(219) #1506 新浦安駅

#1506 東日本旅客鉄道 京葉線 新浦安(しんうらやす)
舞浜|市川塩浜
【所在地】千葉県浦安市
【開業】1988(昭和63)年
【乗車人員(日)】55,165人
撮影日:2015/10/25

千葉県浦安市にあるJR京葉線の駅。
東京地下鉄に本家の浦安駅もあるが、
乗車人員は2万以上こちらが多い。
 
こちら南口。商業施設が集中する。
中央に見える建物は北口にある高層ホテル。
 
南口にはバスターミナルがあり、
近隣四方へ路線が伸びる。
駅前にはアトレ、ショッパーズプラザ、
MONAといった商業施設がひしめく。
 
北口は少しおとなしめだが、
駅前は高層ホテルが占拠する。
周辺には6つのホテルがあり、
東京ディズニーランドと提携している。
泊まると特典があるってことか。
 
同じく東口の地上部分。
いろいろな場所を旅したが、
ここは何と整然として美しい街だろう。
 
メイン改札口。
一日の乗車人員は55,165人。
 
改札内コンコース。
駅の中はいたって普通。
いかにも鉄建公団の路線って感じ。
 
2002年にできた、駅ビル「アトレ」直結の改札。
 
ホームは2面4線。緩急の待避線を持つ。
こちら2番線下り西船橋、蘇我方面。
 
3番線東京方面。
2,3番線が主本線。
 
2番線から蘇我方面を撮影。
 待避がない場合、朝のラッシュ時を除き
電車は本線の2,3番線を使用する。
 
3,4番線の蘇我方ホーム端より撮影。
休日の朝9時半はこんな様子。
1,2番線はそろそろ人が多くなってきた。
 
1番線を蘇我方に向かって撮影。
特徴ある薄いオレンジの壁面の
裏側はこんな感じ。
 
1,2番線ホーム端から西船橋、蘇我方面を撮影。
わかりづらいが
左の高架下施設の屋根が終わると
本線、副本線が合流する。
 
同じく1,2番線から東京方面。


住宅地としてトップクラスの人気を誇るが、
その他商業施設、ビジネス街、ホテル、
文教施設などが集中し、
しかも都市計画に基づき
整然と建ち並ぶようすは美しく、
都市景観100選にも選ばれている。

震災の時は液状化現象で被害が出たが、
まちの雰囲気は頗る明るい。
 



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2016/04/15

「死ぬまでに全駅」(218) #1165 磯原駅

#1165 東日本旅客鉄道 常磐線 磯原(いそはら)
南中郷|大津港
【所在地】茨城県北茨城市
【開業】1897(明治30)年
【乗車人員(日)】1,938人

撮影日:2014/12/28
北茨城市にあるJR常磐線の駅。
県の最北端に位置する。
市内の駅はこの写真に写っている3駅。
   
まずは西口。屋根瓦の駅舎。
大きな岩が鎮座しており、
あずまやなどがあり、整備されている。

磯原は詞人・野口雨情の生誕地。
写真つきの案内板などがある。
駅前のロータリー。
この先のメインストリートは雨情にちなみ、
「七つの子通り」と呼ばれる。
    
かわって東口。海岸へ200m弱。
    
北茨城市の代表駅。
まちを紹介する写真つきの案内板。
地元出身者は雨情のほか、
カールスモーキー石井、来栖あつ子、
756号の鈴木康二朗など。
    
改札前コンコース。
当駅は橋上駅舎。1997年に整備された。
右は観光案内が掲示された待合スペース。
センスある、気持ちのいい駅という印象。
    
改札口。
一日の乗車人員は1,938人。
広大な磯原工業団地が隣接するが、
通勤の足は専ら自家用車かな?
    
改札内のようす。
右に待合スペース。
特急「ひたち」号は約半数が停車。
     
ホームは2面2線の相対式。
こちら2番線いわき方面、
向かい1番線上野方面。
     
かつては常磐炭田の積み出し駅。
当駅から炭田への専用軌道も
引かれていた。
     
1番線いわき方から
上野方面を撮影。
発車メロディはやはり「七つの子」。
     
同じく1番線から。
横浜からだと、ずいぶん遠くへ来た感がある。
水戸からですら普通電車で1時間かかる。
     
2番線ホーム端から上野方面を撮影。
     
同じく2番線からいわき方面。
次駅大津港は茨城県最北端、最東端駅。
     
東口からちょっと歩くと太平洋。
磯原、という地名そのままの場所に出る。

茨城北部はいまいち知名度が低いが、
高速道路や特急電車でアクセスでき、
有力な観光資源を持っている。
今度はあんこう鍋でも食いに行くか。