2017/12/18

「死ぬまでに全駅」(371) #0987 中之条駅

#0987 中之条(なかのじょう)

・東日本旅客鉄道 吾妻線
 市城群馬原町
【区分】丁 【撮影日】2014/8/9
【所在地】群馬県吾妻郡中之条町
【開業】1945(昭和20)年
【乗車人員(日)】939人
【その他】副駅名:四方・沢渡温泉口
     (1945.1)信号場として開業、
     (1945.8)駅に昇格。


群馬県吾妻郡に所在する、
中之条町の代表駅。
「四方・沢渡温泉口」という副駅名を持つ。

駅舎のある北側にロータリーを持つ。
タクシーが常時待機している。
1945年、国鉄吾妻線の開業時に
信号場として設置され、
旅客営業が始まった8月に駅に昇格。

1934年まで吾妻軌道という路面電車が
運行され、当駅付近が終点だった。
吾妻馬車鉄道がルーツで、湯治客を運んだ。

バスは四方、沢渡温泉行きのほか、
やや離れた国道145,353号に
東京発着の高速バスのバス停もある。

駅前はよく整備され、
観光地の玄関駅にふさわしいイメージ。

色とりどりの花たちがお出迎え。

改札外の跨線橋を渡ると、
車寄せロータリーのある駅南側へ出る。
南北で国道に挟まれており、
交通の便はよい。

駅南側は新しい一戸建ても散見できるが、
それらは基本的に農地に点在する。

南北連絡の跨線橋から長野原方向。
では改札を抜けホームに入ってみよう。

改札口は北側駅舎の1ヶ所。
右は待合室。

一日の乗車人員は939人で、
起点の渋川を除き吾妻線駅では最多。
しかしこの15年で利用客は
30%以上減少している。

1番ホームに直結する改札をホーム側から。

ホームは2面3線。
奥の跨線橋で連絡する。
こちら1番線は上り渋川方面。
ホームにも花々を欠かさない。

駅上屋に吊るされた無数の風鈴は
当駅の夏の名物である。
短冊に何か書かれている。

七夕の短冊のように
地元小学生の将来の夢が記されている。
冬は干し柿が吊るされ、こちらは
ニュースでもよく取り上げられる、
当駅の秋の風物詩だ。

1番線の跨線橋付近から渋川方向。
特急「草津」の全列車が停車する。
土日には3往復の運転。

こちら2番線は下り長野原方面。
右の3番線は待避用。

同じく2番線跨線橋下から
駅舎、長野原方向を撮影。

2番線渋川寄りから長野原方向。
手前の跨線橋は改札外で南北連絡用、
奥の薄緑のものが各ホーム連絡用。

待避用の3番線。
特急「草津」は上野~長野原草津口間を
2時間半ほどで運行されている。
前出の高速バスは
東京駅と四方温泉を4時間半で結ぶ。
当然関越道を通るので、シーズン中の渋滞に
ハマることもじゅうぶんありえる。


1番線長野原ホーム端から
長野原方向。
次駅は群馬原町で、特急電車も停車する。

同じく1番線渋川方ホーム端より
渋川方面。
数々のおもてなしがうれしい、
温泉地の玄関駅である。
寒い日が続きますが、ここはひとつ
群馬の名湯に浸かって命の洗濯ってのは
いかがでしょう(笑)。





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